四季の移ろいの中で、チョウのすがたを追い求めます・・・since 2006.5.9 restart 2010.1.27
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モンキチョウが草むらを、時々に草陰に休みながら移動を繰り返していました。
少し不思議に思い、草むらの中の視認しやすい場所で撮影を試みました。
やはり、産卵をしているのでした。
モンキチョウは、その幼虫がマメ科の植物を食草としているので、
マメ科であるシロツメクサの葉を選んで、産卵しているのでした。
以下の2カットとも、メスの同じ個体です。
卵を産み続けるのには、体力もいるのでしょう。
途中で、シロツメクサの花の蜜を求め、エネルギー補給です。
あわただしくエネルギー補給したかと思うと、すぐにまた産卵を続けました。
モンキチョウのお母さんの、たくましい姿をかいま見た思いがしました。
(撮影:2010.9.5 韮崎市円野町にて)
ヒメウラナミジャノメです。
暗い場所でしたので、スローシャッターとなり、少々ブレてしまっています。
でも、翅の表側を観察できるチャンスでした。
こちらの写真は、やはり暗かったので、画像処理ソフトのお任せ補正のお陰で
ストロボ撮影みたいになりました。
「ウラナミ・・・」といわれる名のごとく、裏側は細かな波目模様が特徴です。
深度があさく、翅裏の一部にのみピントが合っているだけです。
少しだけ翅を開いたヒメウラナミジャノメ、表裏の関係がつかめます。
山林から少しだけ離れた田の畦の葉の上にも見られました。
薄雲を透過した薄日を受けて、自然な撮影で、比較的うまく撮れたかな。
もうお気づきでしょうか、ヒメウラナミジャノメのあしですが、2対に見えますね。
タテハチョウ科の多くがそうであるように、1対の足が退化し、2対と見られるのです。
(撮影:2010.9.5 韮崎市円野町にて)